伊豆半島の真ん中、天城山は雨量の多さで知られ、豊かな養分を含んだ清らかな水が谷を流れ、土地に湧き上がります。
わさび苗が江戸中期にこの地にもたらされて以来、品質の良いわさびが栽培されています。
わさびの栽培は、消毒をしたり、養分をあたえることはありません。とにかく美しい水と適度な日光、土を養分として成長します。そして人の手がなにより必要。
収穫は品種にもよりますが、苗を植えてから二年かかるものもあります。
わさび農家では、一年を通してほとんど変わらない水温10度前後の水と共に日々を過ごし、季節を問わず収穫できるよう、苗を植える時期をずらして、日当たりを調節します。
夏はジリジリと日差しが照りつける暑さの中、冬は手がかじかんで思うように動かなくなる寒さの中、わさびの成長の邪魔になる雑草の除去し、鹿などの害獣対策を講じます。
そんな作業をくりかえしながら、ようやく収穫を迎えます。立派に育ったわさびを見つめる農家さんの眼は、誇りと愛情で輝いていました。
そんなわさび沢で育てられたわさびを使用した「わさび粗おろし」は、粗めにおろすことでしゃきっとした食感と、わさび本来の風味をお楽しみいただけます。
辛味も抑えられておりますので、蕎麦や刺身はもちろん、焼いた肉や魚などにも、たっぷり添えてください。
ステーキなわさびチャーハン
バター醤油の香ばしさと茎わさびの爽やかな香とシャッキリ感がクセになります。
お肉がたっぷりなので、がっつり食べたい時におすすめのレシピ。
材料(1人分)★は久世福商店の商品
ごはん | 150g |
牛肉(ステーキ用) | 100g |
バター | 10g |
醤油 | 大さじ1 |
★静岡産 わさび粗おろし | 小さじ2 |
パセリのみじん切り | 少々 |
作り方
- 牛肉を食べやすい大きさに切る。
- フライパンにバターを溶かし、牛肉を入れこんがり焼き、フライパンから取り出す。
- (2)のフライパンにごはんを入れて炒め、(2)を戻し入れる。
- 醤油にわさびを溶かし(3)へまわしかける。
- お皿に盛り付けパセリを散らす。
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