福岡県八女市で抹茶栽培から製造まで行っている抹茶メーカーを訪ねてきました。
ここでは石臼95台かまえ、徹底した品質管理を行なっています。
藁で囲まれているのがお茶畑です。
中に入ったところ。一面お茶の木です。
抹茶ができるまでのお話
- 摘採:手摘み
- 冷却:蒸露の除去
- 乾燥・荒仕上:玉露は蒸した後、揉みながら乾燥させていきますが、碾茶(抹茶になる前の茶葉)の場合は揉まずに、そのままで碾茶炉に入り、100℃~200℃の遠赤外線の輻射熱で乾燥を行う事で抹茶独特な香りを生み出しています。
- 選別:葉と茎に選別します。
- 貯蔵:年間変わらぬ温度、湿度のもので貯蔵
- 仕上げ:大きさを整え、大きい部分は切断し、風力選別機で葉と葉脈(葉の中の筋)を選別します。最後に練りという乾燥を行い、水分と香味を整えます。
- 審査:仕上げた碾茶の味・色・香りについて審査、官能審査と成分分析機による審査を行います。
- 挽く:温度(20℃)、湿度(40%)が一定に保たれた部屋で注文に応じ石臼で引き上げる。
(石臼がたくさん並んでます)
久世福商店で八女の抹茶といえば店頭販売のおとうふドーナツです。
ほろ苦でほんのり甘い抹茶味は定番人気。
今回は抹茶のご紹介でしたが、八女茶は他にも煎茶やハーブティーなど、いろいろと揃えています。
またの機会にご紹介したいと思います。
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